ura_latのブログ

深淵へようこそ

好きなもの

こんばんは。

はためき

枕草子を読んでいたら自分も書きたくなったので今回は好きなもの(ざっくり)をざっくりと。うまく言語化できるかわかんないけど、これも一つの練習です。お付き合いください。

 

 とても好きです。前にも書いたのですが、街の景色がガラッと変わるのがいいんです。普段は青!緑!その他!って色鮮やかな街も雨の日は鈍い色をしていて目に飛び込んでくる情報が優しい。屋根に雨が打ち付ける音、雨樋を流れる音、車が水をはねる音、喧しいようで静かなところが好きです。あと、心なしか車の往来もゆっくりな気がして、街が優しくなった気がして好きです。梅雨は雨が多くて嬉しいのですが、やはり湿度には勝てません。もうすこし風が吹いてくれると良いんですが…

雨✕夜は最高だ

時間の境界

太陽が昇ってくるときと沈むときの時間が好きです。日本語には、この時間帯を言い表す言葉がたくさんあります。逢魔ヶ時、舂く、彼は誰時、黄昏時とかとにかくたくさんあります。是非調べてみてください。この時間帯で一番好きな言葉は、彼は誰時です。意味は、「あれは誰だとはっきりと見分けられない頃」です。セリフがそのまま時間を言い表す言葉になっていることに趣きを感じます。

彼は誰時

境界絡みで少し脱線。友人も言っていたのですが、社会において自分という存在が何かしらの組織に所属していたり、カテゴライズされていて、お前はこういう人間だ、というレッテルを貼られているとでも言うのでしょうか…こうしたプロセスを経ると他人からみた自分像が形成されて自分自身の境界(輪郭)が強くなっていくのを感じます。それによってその枠組み通りに動かなくてはならないような義務感に駆られてしまいがち。そんなんだと疲れてしまうので、自分自身の境界を曖昧にしたい時に、こういった時間帯に歩いたりドライブしたりします。空間の境界が曖昧になっているので自分自身の境界も曖昧になるような気がして、少し肩の荷が降りた感じがしてリラックスできます。

だから、好きなんです。

 

夜も遅いので、また追記します。おやすみなさい。